プライベート

2008年 11月 17日

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昨日は、午前中から午後2時までの間に、二組のお客様と打ち合せがあり、
それ以降は家族と過ごす時間に当てた。
家族と出かけた書店で、ある本にふと目が止まった。
それは、まだ記憶に新しい山口県光市の母子殺害事件で、被害者となった、
あの本村さんを取り上げたドキュメンタリータッチの単行本であった。


読んだ感想は、ここ何年間の間に読んだ本の中で、一番面白かった。
面白かったというより、感動した!と言った方がいいかもしれない。
読んで行く内、涙が止まらなくなった。(本であまり泣くことは無いのだが・・・)
何に感動したかと言うと、
「死刑判決への強烈な執着心」と「亡くなった家族への強い愛情」が
ひしひしと伝わって来たからだ。
そう言えば、
今年の4月22日、広島高裁で行われた控訴審判決(死刑)後の本村さんの
記者会見をTVで見たときもすごく感動したっけ。
理路整然とした口調で、亡くした家族への強い思いと、犯人への復讐心を、
毅然とした口調で語る彼の姿には、物凄く強いオーラを感じたのだった。
本村さんが、絶望と怒りの深い海の底から、いかに強く立ち上がって来たのかが、
手に取るように伝わってきて、一気に読み通してしまった。
私にも妻と子があり、自分に置き換えてみても、涙が止まらなかった。
また、ビジネスに置き換えてみても、メンタリティを大いに刺激してくれて、
なお一層のファイトが湧いてきたのも事実である。
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