視察の期間中に見て回ったショップの中でも、
とりわけ面白いと思ったのが「アンティークショップ」。
日本で言う「リサイクルショップ」に当たるが、
ヴィンテージな住宅建材の宝庫でもあった。
照明器具や家具、
アイアン備品から古いドアや取っ手、等々・・・。
所狭しと、整然と陳列されている。
立派な商品の山なのだ。
その中でも個人的に興味があったのが、
ヴィンテージなドア。
解体した古家のドアをかき集めているだけだが、
サイズや価格の分かるシールが貼られており、
きちんと商品管理されている。
安いもので1万円以下、
高いものになると5万円以上の物もあった。
このヴィンテージなドア、
使い方次第では、かなり面白い仕事ができそう・・・。
驚いたことには、
鍵穴の付いた玄関ドア取っ手用プレートまで
陳列されていた。
使える部品は全て売り物になっているから、
正に、レアなアンティーク品をお探しの方には
宝の山となっていた。
リフォーム文化が根付いているアメリカならではの
発想が、そこにはあるのだと思う。