アーリーアメリカンの話の続きになりますが、
実際に行って見て思うことは、建物を大事に使っているなあという印象を強く感じました。
日頃の手入れを怠っていないから、建物を長く使えるんですね。
それも、自分達でペンキを塗ったり、塗り壁の補修をしたりと、ホーム大工の感覚です。
上はボストン高級住宅街の「エーコン通り」で見たお宅の写真ですが、
玄関ドアや窓枠が綺麗にペイントされていて、とても丸100年経過している建物
には見えません。
また、使っているモールディングや窓のデザインなんかもとてもクラシックで落ち着きます。
オールドレンガの風合いも程好くて、建物は古いけど、全体的に品があり、シャビーな
感じがとても素敵です。
このように、「アーリーアメリカン」にはいつまでも大事にしたいトラディッショナル、
かつアンティークな品格みたいなものが根付いているように思えて仕方ないのです。