「千日回峰行」をご存じでしょうか?
京都比叡山の天台宗きっての荒行のことである。
どういう荒行なのかを簡単に説明すると、
千日をかけて4万キロを歩く修行や、
9日間も堂にこもり、断食、断水、不眠のまま、読経する。・・・
(ネットで検索すると解ります)
なぜこんなことをいきなり書くのかといえば、
宗教に目覚めた訳でもなく、出家に興味がある訳でもない。
先日のニュースで、つい最近この「堂入り」をやってのけた若い層
を取り上げていたのを観て、とても感動したからである。
普通の人間ならとっくに死んでいるだろうと言われる荒行の
一つである。
この若い層は、平井賢が好きな32歳のイケメンときたから、
また興味が湧いたのかも知れない。
実を言うと、この「千日回峰行」については、3年前くらい前にも、
NHKの特別番組で観て、深く感動をしていた。
そのときの僧侶は酒井雄哉(ユウサイ)さんという方で、
ビックリしたことには、この方は「千日回峰行」を二度も達成している。
記録によれば、長い歴史の中でも、二回達成した人はわずか三人しか
いないそうである。
こういう過酷な修行をいとも簡単にやってのける人を見ていると、
普通に毎日を送っている我々なんか、到底足元にも及ばないというか、
もっと自分を追い詰めた、精一杯の毎日を過ごしたいと思うのである。
「できない事は無い!できるまでやる!」
こんな気持ちにさせてくれる。
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2007年 11月 23日
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