思えば、もう10年になるのか。
1KWあたり48円の買取価格で始まった「FIT」が
まもなく期限切れとなる。
言わずと知れた、
太陽光発電の買取制度のことだが、
2019年以降の買取メリットはほとんど無くなると
言っていい。
個人的には、いずれはこうなるのが分かっていたこともあり、
積極的に太陽光発電をお客様に勧めはしなかったが、
今後の成り行き次第では必要不可欠なアイテムとして、
見方を変える必要性も出てくるかも知れない。
今後、「ZEH」住宅の推進がますます加速すれば、
地産地消を踏まえた「蓄電」と言う新しい分野での
活用は大いに考えられると思う。
情勢が変わっても別の切り口で考えてみる、
そんな柔軟性が大事なのかなと、
「アンチ」太陽光発電の私にしては珍しく、
神妙な面持ちで思いにふけてしまった。