冬の庄内で、あえて「夏が似合う家」を思い出す。

冬将軍が到来し、庄内はいよいよ本格的な寒さに。
そんな今だからこそ、夏に訪問したフレンチスタイルのOB様邸を思い出します。

このお住まいの魅力は、何と言っても塗り壁ならではの質感。
均一すぎない、ほんのわずかな陰影が、建物全体にやさしい表情を与えてくれます。

フレンチスタイルの住宅は、華美すぎず、どこか素朴で上品。
時間とともに風景になじみ、季節ごとに違った顔を見せてくれるのも、塗り壁の大きな魅力です。

「南欧風」「フレンチスタイル」というと、暖かい地域向けのイメージを持たれる方もいらっしゃいます。
しかし、この家は庄内の冬を前提に、断熱・気密・耐久性をしっかりと考えた住まい

見た目は軽やかでも、住み心地はとても力強い。
寒さの厳しい季節を快適に過ごせるからこそ、夏にはこの開放感とデザインを心から楽しめます。

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