足場が外れて全景が見えてきた「queen Anne Style」のY様邸は、美しさと優雅さを兼ね備えた外観ファサードが一番の売りかも知れない。

外観の特徴はと言えば、
①ペールブルー色のラップサイディング
②八角形の塔屋とシンメトリーに配置された上げ下げ窓
③塔屋軒天下に取付されたデンティルブロックの飾り
④美しいデザインの妻飾り
⑤切妻屋根のコーニッシュリターン(軒先の折り返し)
「クイーン・アン様式」は18世紀のイギリスで生まれた建築様式だが、その後アメリカにも伝わり、今では日本でもその意匠性が特異な建物として注目されるようになった。
一階部分にはカバードポーチが配されているが、今はタイル工事中のため、全景はまたの機会にご紹介させていただきたい。

八角形のポーチだけにタイルの貼り分け方が難しく、左官屋さんには大変なご苦労をお掛けした。
この場をお借りして感謝申し上げたい。
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